コラム

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椅子職人の世界「芝派」と「浅草派」

日本人の暮らしが一気に変貌し椅子の生活が浸透し始めた頃、椅子職人の世界は二つに分かれていました。 上質な素材と極上の座り心地を追求するグループ「芝派」と、 ウレタンなどの新素材を使って新しいデザインの椅子を安く量産する大衆向けの「浅草派」 それぞれの職人は反目仕合い、互いの道を極めようとしていました。

椅子張りの発祥と歴史

椅子張り業界の人脈図

※全日本椅子張同業組合連合会 創立五十周年記念誌より抜粋

昭和30年頃の新橋・田村町界隈 家具製造関連マップ

昭和30年頃の新橋・田村町界隈 家具製造関連マップ

※全日本椅子張同業組合連合会 創立五十周年記念誌より抜粋
元々芝派で育った宮本茂紀。しかし狭い世界に閉じこもるようで面白くなかった。
だから大衆向けの「浅草派の」仕事も積極的に手がけていました。
でも周りの職人たちはさげすんで「ダボハゼみたいになんでも食いつきやがって」と批判も受けていました。
しかしそんな言葉にもめげなかったのは胸に秘めた大きな夢があったから。
本場西洋の椅子は凄い、優雅なものからモダンなものまで多彩なデザインでありながら座り心地も抜群。
いつかは俺も・・・どんな仕事も断らない宮本茂紀のこだわりの原点はすでにこの頃から誕生していたのです。

2012年に取材を頂きました、日本テレビ系列|心ゆさぶれ!先輩ROCK YOUでも詳しくご紹介頂いております☆彡
https://www.minerva-jpn.co.jp/movie/