1941年生まれ、神奈川県出身。
67年にイタリアへ渡り、オリベッティ社のコンサルタントデザイナーとして、エットレ・ソットサスと協働。
79年に帰国後、ウメダデザインスタジオを設立。81年からは、ソットサスの主宰するメンフィス・グループの活動にも参加。現在、家具デザインにとどまらず幅広くデザイナーとして活動を続けている。
主な受賞歴に68年第一回プラウン賞(ドイツ)、81年ディスプレイデザイン・最優秀賞、91年日本インテリアデザイナー協会賞などがあり、数々の国際展に参加している。
1962年 桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業
1967年 渡伊A&PGカスティリオーニ事務所勤務
1970年-1978年の帰国までオリベッティ社のコンサルタントデザイナーとしてエットレ・ソットサスと協働
1981年-1983年までメンフィス・グループの活動に参加
1980年 ユーメタデザイン株式会社に社名変更
1983年-1993年まで通商産業省グッドデザイン商品選定審査員
1990年-1992年まで桑沢デザイン研究所/特別講師
1991年-1998年まで福井県顧問デザイナー
2001年 ウメダデザインスタジオ株式会杜に社名変更
2005年 岐阜県織部デザインセンター特別講師
株式会社五反田製作所グループ 代表
静岡県伊東市出身。
芝家具の流れを汲む斉藤椅子製作所にて椅子張り職人として歩み始める。
イタリア・ドイツに技術研修に訪れた際、現地での「モデラー」という存在に強く感銘を受ける。
帰岡後、デザイナーと協同で家只を創りあげる日本人初の「モデラー」として活動。
宮内庁等の公共施設を初め、車や電車シートの開発協力やオプジェ製作、個人邸、クラシックの修復など幅広い分野でインテリア製作に関わる。
家具のみならず。これまで培ってきた技術、経験、想像力を生かし、インテリア小物、革小物、バッグ製作などの新しい分野にもチャレンジしている。
1996年 五反田製作所 創業
1986年 株式会社ミネルバ設立
1987年 イタリア・ミラノ国際家具見本市サローネヘ日本企業として初出展された5点を製作
2007年 秋の褒章・黄綬褒章を受章
2010年 ジャパンブランド「TOBI」に参画
2017年 オリジナルプランド‘HALCANA’を発表
2019年 LIXILギャラリー(大阪市、千代田区)「家具の神様~宮本茂紀」展
《PEONY》
2022/約85×100×100cm
張地:合成繊維
本体:ST(骨組み)・ウレタンフォーム
台座:SUS
価格:¥3,000,000円+税
edition : 12
《SAKURA》
2022/約88×88×66cm
張地:合成繊維
本体:ST(骨組み)・ウレタンフォーム
台座:アルミ+ST
価格:¥2,600,000円+税
edition : 12
MINERVAの軌跡
“日本初の家具モデラー”の創業者の理念を受け継ぎ、
天皇陛下の玉座修復から西洋家具市場への発信まで取り組んでいます。
1966年8月、東京・品川区で創業した「五反田製作所」が前身のミネルバは、特注家具の製作や修繕を手掛けるプレミアム家具メーカーです。
世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」への出展、大手自動車メーカーからの依頼によるシートの試作、一流ホテルやレストラン用、ヨーロッパハイブランド特注ソファの製作など、幅広い分野で豊富な実績を築いてきました。
沿 革
テレビ東京系「二代目和風総本家」公式ウェブサイト:
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
https://twitter.com/wafusohonke
※写真:テレビ東京系列和風総本家より
現在、代表取締役の宮本しげるが二代目家具モデラーとしてデザイナーやアーティストが起こすデザインやイメージ、想いを的確に読みとって実際の家具製作へと結びつけています。
※玉座の修復に取り組む初代モデラー
創業者 代表取締役会長 宮本 茂紀(右) 黄綬褒章受章
二代目モデラー 代表取締役社長 宮本 しげる(左) 東京マイスター受賞