ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)の椅子

旧ムーンスーン北倶楽部

ミネルバでは、世界で初めてザハ・ハディドのデザインした椅子を現実の形にしました

- About -はじめに

北倶楽部 ムーンスーン

1 9 9 0 年、ザハ3 9 歳のときなんと日本人のクライアントによって札幌の「ムーンスーン・レストラン」の内装デザインを依頼されます。
そうしてザハ・ハディドの「初めて実現した作品」が誕生しました。
このレストランはもう閉店してしまい内装も失われてしまったのですが、この作品は彼女自身のルーツともいえます。
ミネルバでは、世界で初めてザハ・ハディドのデザインした椅子を現実の形にしました。

alt="ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)の椅子 旧ムーンスーン北倶楽部"
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【椅子の神様 宮本茂紀の仕事 | LIXIL出版より】Fluffy Chair | 1990

Fluffy Chair(フラッフィーチェア)/試作
デザイン:ザハ・ハディド・アーキテクツ
製作:五反田製作所グループ
サイズ:W480xD530*H700(SH445)mm
発表年:1990年

FRONT

 北海道・札幌市にかつてあったイタリアンレストラン「ムーンスーン」のために、内装を手掛けた建築家ザハ・ハディド氏がデザインした椅子の試作。柔らかげな羊毛部分と鋭角に尖った金属部分、相反する要素が同居する攻めのデザインに「彼女はまるで哲学者だ」と宮本さん。背面後方の金属部分の角は、宮本さんが「誤って体を引っ掛けても怪我をしないように」と配慮し、角を上から見ると丸く滑らかにすることで安全性を確保。横から見ると鋭角に尖ったままなので、デザインにも忠実だ。また完成品の後脚は本試作より長くし、それによって背面がやや起き上がり、飲食により適したかたちにまとまった。

- Company -会社概要

MINERVAの軌跡

“日本初の家具モデラー”の創業者の理念を受け継ぎ、
天皇陛下の玉座修復から西洋家具市場への発信まで取り組んでいます。

1966年8月、東京・品川区で創業した「五反田製作所」が前身のミネルバは、特注家具の製作や修繕を手掛けるプレミアム家具メーカーです。
世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」への出展、大手自動車メーカーからの依頼によるシートの試作、一流ホテルやレストラン用、ヨーロッパハイブランド特注ソファの製作など、幅広い分野で豊富な実績を築いてきました。

沿 革

11月22日(木)放送予定のテレビ東京系「二代目和風総本家」の「皇室と職人~ニッポンが誇る最高峰の技~」では、天皇陛下の儀式用の椅子「玉座」の修復を手がけるミネルバの職人が紹介されました。

テレビ東京系「二代目和風総本家」公式ウェブサイト:
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
https://twitter.com/wafusohonke

※写真:テレビ東京系列和風総本家より

創業者の宮本茂紀は日本初の“家具モデラー”として、世界的な建築家やデザイナーの作品を具現化してきた実績があります。

現在、代表取締役の宮本しげるが二代目家具モデラーとしてデザイナーやアーティストが起こすデザインやイメージ、想いを的確に読みとって実際の家具製作へと結びつけています。

※玉座の修復に取り組む初代モデラー
 創業者 代表取締役会長 宮本 茂紀(右) 黄綬褒章受章
 二代目モデラー 代表取締役社長 宮本 しげる(左) 東京マイスター受賞

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