“Giving Shape to Ideas”を企業スローガンに、日本の伝統と文化を受け継ぎ、世界に誇る技術を発信していくコニカミノルタと、想いを形にする「モデラー集団」ミネルバ共通の企業姿勢と企業理念から、新たなパートナーシップ事業が実現。
東京初のプラネタリウムがあった有楽町に2018年12月19日、約80年ぶりにオープンする新たなプラネタリウム施設『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』。
同施設内に導入されるプレミアムシート「銀河シート」と、ビーズクッション「CLOUD コニカミノルタプラネタリウムVer.」(以下「CLOUD」)を共同製作しました。
コニカミノルタデザインセンターの新進気鋭のデザイナー長田彩加人、大江原容子両氏がデザインを担当。ミネルバのモデラーである宮本しげると想いを形にする製作が実現しました。
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特注家具の製作や修繕を専門に手がけ、国内外で豊富な実績をもつプレミアム家具メーカーの株式会社ミネルバ(本社:東京都品川区、代表取締役:宮本 しげる)は、12月19日(水)に東京・千代田区有楽町にオープンする「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」のシアター用「銀河シート」と「CLOUD」を、コニカミノルタプラネタリウム株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:持田 啓介)と共同製作しました。
コニカミノルタプラネタリウム直営館への製作実績から
12月オープンの新しい施設でも共同製作が実現!
「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」は、コニカミノルタプラネタリウム(株)が運営する3館目のプラネタリウム直営館として、12月19日(水)に東京・千代田区の有楽町マリオンにオープンします。「プラネタリウムドームシアター」と「多目的デジタルドームシアター」という日本初のツインドーム、さらには「VRアトラクション」を備えた複合型プラネタリウム施設です。
2017年11月、同社が東京・墨田区で運営する「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン(R)」がフルリニューアルオープンする際、ミネルバはオリジナルブランド「Kairos &M」のソファ「TONDO(トンド)」をモチーフに同施設の「三日月シート」を製作しました。
コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン(R)
公式ページ:
https://planetarium.konicaminolta.jp/tenku/information/
この実績から、2018年6月には東京・豊島区の直営館「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in サンシャインシティ」の「雲シート」の修理・修復も手がけました。
こうした両社のパートナーシップによって、このたび新たにオープンする「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」でも、「銀河シート」と「CLOUD」の共同製作が実現するに至りました。
「三日月シート」でグッドデザイン賞を受賞した実績を持つコニカミノルタデザインセンターの新進気鋭のデザイナー長田彩加人、大江原容子両氏が引き続きデザインを担当。モデラーの宮本しげると想いを形にする製作が実現しました。
「銀河シート」の特長
満天の星々はもちろん、臨場感や没入感が高いデジタルドーム映像、そして最新の立体音響システムによる音の移動を体感する作品など、限りなくリアルで美しい星空を提供する「プラネタリウムドームシアター」に配置される「銀河シート」は、次のような特長と魅力、メリットのある特別なシートです。
世界のラグジュアリーマーケットを席巻し、京都西陣織の老舗として知られる「細尾」の金糸、銀糸を織りまぜた布地を採用して、“銀河”をイメージしたラグジュアリーペアシート、シングルシートを製作しました。
銀河をイメージした西陣「株式会社細尾」の張地
細部まで徹底したこだわりを追求
熟練の技で銀河を思わせる曲線美を創り上げる
「円形形状のソファ」で「ファスナーで分割可能なカバー」は、ミネルバの職人がもつ高度な技と技術力をもってして初めて実現可能となった魅力であり、メリットです。
アイゼ・アイジンガーによって製作されたプラネタリウムの原型となる現存する最古の作動する惑星運行儀にインスピレーションを得て、デザインされました。
表皮は通常のカバーリング方式よりも複雑で、内側と外側を分割できる独自の「カバーリング構造」を採用しています。
独自の構造を採用して、内側を切り離して脱着できて容易にクリーニングできるシートを実現。通年営業するプラネタリウムにとって、大きなメリットになります。
日本初のツインドームを備えた「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」では、最大8Kの高解像度ドーム映像が楽しめる「多目的デジタルドームシアター」用の「CLOUD」製作も手掛けました。
メイン部分と土手部分を独自の2層構造でデザイン。メイン部分でビーズの心地よい感触が体にフィットし、土手部分が腰を支えることで姿勢の保持をサポートします。
外周部分と座面部分にレザーを使い、座る人の姿勢の保持をサポート。内部構造の表皮にはストレッチ素材を使ってビーズそのものの特性を保ちます。外周部分と座面部分との使いわけが可能で、生地だけでツートンカラーなどが選べ、サイズなどのオリジナル対応も可能です。
ファスナーを開閉できるカバーリング構造で、ビーズを補充するといったメンテナンスがしやすいビーズクッションです。
MINERVAの軌跡
“日本初の家具モデラー”の創業者の理念を受け継ぎ、
天皇陛下の玉座修復から西洋家具市場への発信まで取り組んでいます。
1966年8月、東京・品川区で創業した「五反田製作所」が前身のミネルバは、特注家具の製作や修繕を手掛けるプレミアム家具メーカーです。
世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」への出展、大手自動車メーカーからの依頼によるシートの試作、一流ホテルやレストラン用、ヨーロッパハイブランド特注ソファの製作など、幅広い分野で豊富な実績を築いてきました。
沿 革
テレビ東京系「二代目和風総本家」公式ウェブサイト:
http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
https://twitter.com/wafusohonke
※写真:テレビ東京系列和風総本家より
現在、代表取締役の宮本しげるが二代目家具モデラーとしてデザイナーやアーティストが起こすデザインやイメージ、想いを的確に読みとって実際の家具製作へと結びつけています。
※玉座の修復に取り組む初代モデラー
創業者 代表取締役会長 宮本 茂紀(右) 黄綬褒章受章
二代目モデラー 代表取締役社長 宮本 しげる(左) 東京マイスター受賞
コニカミノルタ公式ウェブサイトより:
https://www.konicaminolta.jp/com_message/
「技術とアイディアで、想いをカタチに。」――このコンセプトは、ミネルバにも共通する姿勢であり理念です。12月19日(水)にオープンする「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」のある東京・千代田区有楽町には、1938年(昭和13年)に東京初のプラネタリウムとしてオープンした「東日天文館(とうにちてんもんかん)」がありました。
コニカミノルタグループとミネルバに共通しているのは、古くから受け継いできた日本の伝統と文化を現代の技術力や商品開発力へと進化させ、世界へと発信していく企業姿勢と企業理念です。
両社に共通する姿勢と理念から「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」に欠かせない調度品の1つとして選ばれたのが「銀河シート」であり、「CLOUD」なのです。
極上の座り心地のプレミアムシート「銀河シート」で宇宙との一体感に包まれながら『宙(そら)と大切なことに出逢う』『記憶に残る時間』をお過ごしください。
本社: | 〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-3 ワールドインポートマートビル6階 |
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代表者: | 代表取締役社長 持田 啓介 |
設立: | 1988年7月 |
電話番号: | 03-5985-1711(代表) |
URL: | https://planetarium.konicaminolta.jp/ |
事業内容: | プラネタリウム機器、全天周映像システムおよび関連する音響設備など付帯設備の製造・販売、プラネタリウム番組製作・販売および機器の保守点検整備、プラネタリウムの建設工事、直営施設の運営、関連事業他。 |