厚生労働省のHPでは、「手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、
物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています」と記載されております。
一方、椅子・ソファの張地への消毒の際、塩素系漂白剤は、次亜塩素酸ナトリウムが主成分の為、漂白力が強く、染料まで脱色してしまうことがあり、当社でも、椅子・ソファの張地に直接次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)をかけて実験したところ、やはり色落ちの状況が見受けられ、色柄物の布地には使用ができない場合がある事が分かりました。
また、上記の問題に加えて、感染拡大を防止するために、手作業によるアルコール拭きなどで除菌が行われているのが現状です。
このやり方は労力と時間がかかり、十分な消毒ができない恐れもあるとの事で、注目され始めているのが
奈良県立医科大学を中心とする研究グループが着目しているオゾンガスによる除菌です。奈良県立医科大学などが5月15日、新型コロナウイルスが弊社オゾンシステムによって無害化することを世界で初めて確認したと発表しました。医療用の消毒器メーカーの㈱タムラテコ社の機器で実験されました。オゾンガスによる消毒は表面素材に有効です。
実験により、新型コロナウイルスに規定CT値のオゾンガスを約1時間噴霧した結果、最大で1万分の1にまで減少することが確認されました。オゾンガスはすでにノロウイルスや重症急性呼吸器症候群(SARS)に効果があることが確認されており、医療現場や救急車にタムラテコ社の製品が導入されています。同大感染症センターの笠原敬センター長は「オゾンガスは生成に原材料がいらず、残留毒性もないので現場にもメリットはある」と説明。一方で「消毒はアルコールなどによるふき取りが基本で、オゾンガスはあくまで補助的に使うもの。それだけで消毒が完了するわけではない」と強調した。
http://www.tokyoteco.com/teco/html/
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弊社オゾン殺菌システムが全国消防に導入されています
2016年1月より東京消防庁の全救急車334台に、人体に安全な「バクテクターO3」が配備されました
家具の観点からも、薬品による家具へのダメージが抑えられる、効果的な消毒方法の一つです。タムラテコ社の製品にご関心があるお客様は当社まで一度お問い合わせください。