ソファの製作

『ザハ・ハディド』展
2014年10月18日(土)~12月23日(火・祝)
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー



本体製作


本体背もたれ①




本体背もたれ②











本体背もたれ③












ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)より特注の椅子製作




デザインナー

ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)
(1950年10月31日 – 2016年3月31日)
イラク・バグダード出身
イギリスを拠点に活躍した建築家
現代建築における脱構築主義を代表する建築家の一人で、コンテストに優勝しても、
デザインが奇抜すぎて建築されなかったことも多いことから、
「アンビルト(建たず)の女王」の異名を持っていた[3]。
近年では、建築技術の進歩により建築可能物件が増えてきている。
3次元CADを用いコンピューテーショナルデザインやパラメトリックモデリングの手法を駆使し、従来にない曲線的なデザインを実現してきた。

【椅子の神様 宮本茂紀の仕事 | LIXIL出版より】Fluffy Chair | 1990
Fluffy Chair(フラッフィーチェア)/試作
デザイン:ザハ・ハディド・アーキテクツ
製作:五反田製作所グループ
サイズ:W480xD530*H700(SH445)mm
発表年:1990年
FRONT


北海道・札幌市にかつてあったイタリアンレストラン「ムーンスーン」のために、内装を手掛けた建築家ザハ・ハディド氏がデザインした椅子の試作。柔らかげな羊毛部分と鋭角に尖った金属部分、相反する要素が同居する攻めのデザインに「彼女はまるで哲学者だ」と宮本さん。背面後方の金属部分の角は、宮本さんが「誤って体を引っ掛けても怪我をしないように」と配慮し、角を上から見ると丸く滑らかにすることで安全性を確保。横から見ると鋭角に尖ったままなので、デザインにも忠実だ。また完成品の後脚は本試作より長くし、それによって背面がやや起き上がり、飲食により適したかたちにまとまった。