椅子の製作

令和元年12月14日(土曜日)15日(日曜日)の日程で、
「うけつごう 豊かな緑と みんなの笑顔」を大会テーマに、第43回全国育樹祭が、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、沖縄県で開催されました。
沖縄県HPより




ご依頼元:株式会社ユニオンアルファ
ダスキンレントオール 京都イベントセンター
椅子のデザイン・素材の特徴
クライアント様の椅子の背の高さ、大きさのご要望にお応えし、
ミネルバの創業者であるモデラー第一人者 宮本茂紀自らがデザインを手掛けました。
自らが考案する“着る羽織る“の原点の椅子です。
-着る羽織るのコンセプト-
背を着脱可能にするカバーリング。
洋服の考え方をイメージする事で
椅子にもいろいろな着方、羽織り方ができる。
椅子生地のテーマは、上質な起毛で作られる無地の白色。
ミネルバはイギリスのブランドkirkbydesignのテクスチャをご提案し、ご採用頂きました。

厚生労働大臣認定木工技能士1級取得の職人が木部を製作

椅子の脚は広葉樹の女王と言われる
マカバ(真樺)の中心部分の赤身部分を使用

マカンバ 真樺。マカバ、ウダイカンバ。Japanese red birch
カバノキ科。産地:日本。木理:精。比重:067。径:1m。年齢の不明瞭な散孔材。
辺材は白く、心材は淡紅褐色で、心辺材の差がはっきりしている。昔は床柱などで、その色のコントラストを楽しむ部分があった。緻密な肌目に光沢があり、硬くて強い。加工性、着色性がよく、狂いも少ない。反らないし、粘りがある。保存性が高く、虫食いがない。欠点の少ない美しい材なので、高級家具や内装材として広く使用されている。近年、良材が非常に少なく、とくに心材の赤身は希少性の高い材になっている。
原色インテリア木材ブック
宮本茂紀著より

クッションの構造は耐圧を分散に優れているポケットコイルを採用

ウレタン付けをする厚生労働大臣認定1級取得椅子張り技能士

創業者 代表取締役会長 宮本茂紀 黄綬褒章受章
二代目 代表取締役社長 宮本しげる 東京マイスター受賞

美しい洗練された造形のための縫製ラインを図る

特別に用意したミネルバのロゴプレートを背裏に刻印